
「内定が出たのはいいけど、いままでほとんどPCを使ったことがなくて不安・・・。」
「入社してからも恥ずかしくないPCスキルを知りたい!」
この記事は、そんなPCスキルに不安のある新入社員や、普段PCをあまり触らない学生の方へ向けて書いています。
最近、PCを使えない新入社員が増えていると言われています。
スマートフォンやタブレットの普及により、学生であっても、キーボードで文字を入力したり資料を作成したりする機会が減っているからです。
確かに普段の生活であれば、「インターネットで調べ物をする」「メールを送る」など、PCで出来ることのほとんどはスマホでも出来てしまいます。
しかし、企業に入社したからにはそんなわけにはいきません。
なぜなら、基本的に会社で行う業務の大半はPCでの作業が前提となっているからです。
そこでこの記事では、企業で求められる最低限のPCスキルについて、どのようなものを身につけておけば良いのか解説していきたいと思います。
Contents
本当にPCスキルって必要?求められる最低限のPCスキルって?

断言します。企業で仕事をする以上、ある程度のPCスキルは必須となります。
というのも、業務の大半はPCで行うからです。以下にその例を示します。
- メール作成
- 資料作成
- 勤怠入力などの事務処理 ‥等
多くの企業では、入社時に自分用の端末を支給されたり、共用端末が準備されていて、基本的にそのPC以外は業務に使用してはならないことになっています。
したがって、いくらあなたが「普段スマホで文章を書いているからスマホがいい!」と言おうが、否応なくPCにて作業することになるのです。
(特に最近は情報セキュリティの意識が強まっており、自分のPCやスマホを会社のネットワークに接続することはNGである企業が多いです。)
ちなみに私の場合も専用端末が準備されていました。
「これから本格的に仕事が始まるんだなー」と思い、楽しみなような不安なような、複雑な気持ちになった覚えがあります。
また、あなたの職業や職種によって、求められるPCスキルは違ってきます。
営業として採用された方であればメールやパワーポイントの知識は必須でしょうし、プログラマとして採用された方であればエディタやフレームワークの使い方は知っているべきでしょう。
ただし、新卒で採用されたり、経験不問の新入社員として入社された方であれば、特別なスキルを求められることは少ないはずです。
基本的に新卒・新入社員であれば研修があるはずですし、OJTを経験していくうちに、業務特有のPCスキルは自然と身に着けていくことができます。
(なお、私のようにIT企業に就職したにも関わらず、当然のごとくプログラミングの知識もなかったり、エクセルすら全く使ったことがなかったりすると、入社後まわりとの能力の差にかなり落ち込むことになるので気を付けて下さい。)
実は、新入社員に最低限必要なPCスキルとは、もっと基本的なレベルの話になります。
続いては、どのような企業に就職する場合でも必要となる最低限のPCスキルについて具体的に紹介していきます。
最低限身に着けておきたいPCスキル

大きく以下の3つとなります。
- タイピング(ブラインドタッチは不要!)
- ExcelやWordなどのOffice製品
- 自分でわからないことを調べられる力(←一番重要!!)
具体的に見ていきましょう。
タイピング(ブラインドタッチは不要!)
PCを使う以上、タイピングのスキルは必要です。
いくらPCに慣れていないといっても、キーボードを見ながら人差し指で「ポチ・・・」「ポチ・・・」と打っていたのでは、どれほど時間があっても業務が進みません。
もちろん完璧なブラインドタッチができる必要は全くありません。
しかし、ときどきキーボードを見ながらでも良いので、最低でも10本の指をキーボードの上に置き、それぞれの指で適切なキーを押せるくらいのタイピングスキルは必要となります。
ExcelやWordなどのOffice製品
現状どんな職種の企業であれ、Office製品を使わないという企業はほぼ無いと言っていいでしょう。
それくらいOffice製品は普及していますし、それに伴ってOffice製品に関する知識は必要となっています。
そしてOffice製品の代表といえば、やはりExcelとWordです。この2つについては、全く知らないと業務に大きく影響があります。
複雑な関数やマクロなどは使える必要はありませんが、ちょっとした表の作成や表の装飾の方法についての知識は必要となってきます。
自分でわからないことを調べられる力(←一番重要!!)
「自分でわからないことを調べられる力。」この力が一番必要だと言えます。
新人であろうがベテランであろうが、ExcelやWordで資料を作成している場合に、必ず分からないことが出てきます。
その際に調べる力がある人は、自分で分からないことを適切に検索し解決できる。つまり自己解決することができます。
あなたを指導してくれる先輩社員や上司は、自分たちの仕事を持っています。分からないことを全て人に聞いていては、聞かれた人たちが本来仕事に当てられるはずだった時間を奪ってしまうことになります。
もちろん検索しても、どうしても分からないことについては先輩社員や上司に確認するべきです。
しかし、自分で分からないことを調べて自己解決する力を身につけておくことで、自分の仕事を早く進めることができるだけでなく、人の時間も奪わなくて済むのです。
最低限身に着けておきたいPCスキルが学べるサイトをご紹介!

ここまで「新入社員に求められる最低限のPCスキル」を紹介してきました。
では、このようなスキルを身につけるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
ここからは、「新入社員に求められる最低限のPCスキル」を学ぶことができるWebサイトを紹介していきます。
タイピング
- ○マイタイピング
- 初心者向けの「ひよこでもできるタイピング講座」から、ちょっとユニークな「歌詞タイピング」や実戦的な「ビジネスメールタイピング練習」など様々な練習ができます。
※スマホからリンクを飛んだ場合、「フリック入力」の練習サイトへジャンプします。
スマホから見る場合は、「PC版サイト表示」へ切り替えてからリンクを飛ぶことをオススメします。 - ○成功タイピング
- こちらも、PCをほとんど触ったことのない初心者から、どんどん練習したいという方まだ幅広く使用することができます。
「マイタイピング」よりも画面がシンプルなので、画面がごちゃごちゃしたのが苦手という方にオススメです。
Excel
- ○初心者にも分かる!Excelの使い方
- 入門・基本から順に進めていけば、ファイルの作り方や保存から始まってExcelの基本的な知識を順に学ぶことができます。
ここに記載されていることは資料を作成する上でよく使う機能ばかりですので、時間がかかってでも良いので一通り目を通すようにしましょう。 - ○パソコンアニマルレスキュー
- このサイトは、ExcelだけでなくPCの基本的な使い方も学ぶことが出来ます。
Excelの使い方以前に、PCの使い方にも不安があるという方にオススメのサイトとなっています。 - ○Microsoft Office Excel初心者がゼロから学ぶ操作入門 初めてのExcel講座
- こちらのサイトで一番特徴的なのは、動画でExcelの使い方が学べる点です。
実際のExcelの動作を動画で確認しながら学習することができるので、文字や画像だけでは分かりにくい箇所も分かりやすく学ぶことができます。
まとめ
この記事では、企業で求められる最低限のPCスキルについて、どのようなものを身につけておけば良いのかを解説してきました。
記事で紹介したPCスキルを身に着けた状態で入社するのと、身に着けていないのとでは、入社後の仕事スピードに大きな差が出てきます。
PCスキルに不安がある方は、この記事で紹介したサイトを活用して、どんどん学習していって下さい。
この記事が誰かのお役に立てたなら幸いです。