最終更新日:2019年10月23日
「来る日も来る日も残業ばかり。仕事に追われて毎日しんどいなあ・・・。」
あなたはこんな気持ちで毎日を過ごしてはいませんか?
実はわたしも、最近仕事量が増え、残業が多くなっていました。
でも最近はどこの会社も「働き方改革」で残業を減らす方針。
わたしの働いている会社も例外ではなく、残業は減らせとの指示。でも業務量はむしろ増えている・・・。
そこで、わたしが(ぶっちゃけ仕方なく・・・)始めたのが「早朝出勤」でした。
現在、必要に応じて1か月程度早朝出勤を行っていますが、控えめにいって「早朝出勤はメリットしかない!」と言えます。

「早朝出勤が良いって言われているけど、どんなメリットがあるのか知りたい」
「実際に早朝出勤をした人の、体力面や能率面での効果を知りたい」
この記事では、このように早朝出勤の効果が気になっている方に向け、早朝出勤のメリットや、早朝出勤を体験した感想をお伝えしたいと思います。
Contents
早朝出勤のメリット5選

早朝出勤のメリットとしてあげられるのが、以下の5つです。
- 朝のラッシュを避けられる
- 誰もいない空間で仕事ができる
- 気持ちに余裕ができる
- 周りからやる気がある/がんばっている風に見られる
- 残業が減る
さっそく詳細をみてみましょう。
朝のラッシュを避けられる
朝早い時間帯の電車は、普段出勤している時間帯より空いています。
朝から満員電車で通勤するのは人も多く、ストレスがたまってつらいですよね。
一説によると、満員電車のストレスは戦場でかかるストレスとあまり差がないそうです。
職場が戦場と言われたらまあその通りかもしれませんが、なるべくストレスのかかる時間は減らすほうが心と体に良いことは言うまでもありません。
また、朝のラッシュを避けられると、電車の中でも本や新聞を読んだり音声学習をしたりなど、通勤時間を有効に使うこともできます。
誰もいない空間で仕事ができる
「業務改善のアイディアはあるのに、なかなか取り組むための時間がない」
「始業になると、電話やメールの対応に追われてじっくり考えごとをする時間がない」
このような悩みを持つ方へも、早朝出勤はオススメです。
始業時間の1時間以上前に職場に来ている人はあまりいません。
したがって、普段忙しくて先延ばしにしていた業務や、集中して取り組みたい業務などを、誰の邪魔も入らず行うことができます。
気持ちに余裕ができる
毎日ギリギリで出勤していると、どんどん気持ちに余裕がなくなっていきます。
出勤した直後に電話が鳴り、メールを確認する暇もなく会議に直行する。
こんな状況では、とてもじゃないですが余裕を持って仕事に取り組むのは難しいですよね。
朝早く出勤すると、メールのチェックや今日一日のスケジュールの確認など、コア業務以外の仕事を時間をとって行うことができます。
そして、始業時間からコア業務に集中して取り組むことができるのです。
周りからやる気がある/がんばっている風に見られる

「働き方改革」が叫ばれるこの令和の時代。
本来は、朝早く出勤して働いているということよりも、業務上の成果で評価されるべきです。
とはいえ、朝早く来てがんばっている人が評価されやすいのも、事実なんですよね。
上司からすると、朝早く出勤している人は真面目だと評価しやすいですし、ちょっとくらい失敗したとしても、「まあ普段からがんばっているから・・・」と見逃してもらいやすくなるでしょう。
残業が減る
朝早く出勤すると、残業が減ると言われています。
この「残業が減る」という言葉だけ聞くと、
「いやいや、朝早く来ているから早く帰るだけで、トータルの業務時間は変わらないんでしょ?」
と思われる方もいるかもしれません。
いえいえ、実はそんなことはなく、トータルの業務時間も減少します。
というのも、いままでに紹介してきた「誰もいない空間で仕事ができる」ことや「気持ちに余裕ができる」ことなどから、「人がいない⇒集中して仕事ができる⇒能率がアップし、トータルの業務時間が減る」といった良い流れが生まれるのです。
実際に早朝出勤してみた感想

ここからは、実際にわたしが早朝出勤をしてみた感想をお伝えしたいと思います。
早朝出勤した理由
わたしが早朝出勤した理由は、ぶっちゃけ早朝出勤しないと仕事が終わらなかったからです。
なかなか後ろ向きな理由ですよね(笑)
普段の業務以外にも、研修の準備であったり、どうしても外せない用事であったりが業務後に入ってしまい、残業することもできず、かといって仕事量も減らずでどうしようもなかったのです。
そして仕方なしに早起きして早朝出勤を行ったのでした。
(あ、もちろん早朝出勤した分は残業時間に加算しているので、タダ働きではありませんよ。)
早朝の通勤風景
そんなこんなで始めた早朝出勤ですが、これが以外と良かったんですよね。
わたしが早朝出勤する際は、6時半ごろに家を出て7時半くらいから仕事を始めます。
したがって、その間が通勤時間になるのですが、この時間だとさすがに電車内に人はあまり多くないです。
しかし、余裕で座席に座れるかというと実はそうでもなく、それなりに人がいて座席に座れないこともしばしばあります。
(これはわたしが大阪駅へ向かう電車に乗っているということもあると思いますが)
とはいえ、普段の8時台の電車と比べると人の数は半分以下であり、仮に座れなかったとしても本や新聞を広げるスペースは十分確保することができます。
朝早く出勤したときの会社の雰囲気

朝早く出勤すると、やはり職場にいる人は少ないですね。
普段から早朝出勤されている方を除いては、ほとんど人もおらず、いつもとは違った静かな雰囲気になっています。
また、自分のあとにどんどん人がやってくる光景を見ると、「自分よりあとに出勤してきやがったぜ」というちょっとした優越感を感じることができます(笑)
早朝の仕事中の気分
普段は人が大勢いるオフィスですが、数人程度しかいないととても静かです。
そこで仕事を始めると、スッと集中モードに入ることができるんですよね。
朝1時間半前に出勤してきたとしても、気が付いたら始業時間の直前になっているということも。
そして、そのまま始業するとスムーズに仕事の波にのって、その日一日を効率的に過ごすことができました。
また、早朝出勤する前は、「早朝出勤って朝早いから眠たいかなー」と思っていましたが、意外とそうでもなかったです。
確かに、朝起きた瞬間はそれなりに眠たいのですが、朝の準備をしたり通勤で歩いていたりすると意外と眠気がさめてくるんですよね。
そのまま夕方までほとんど眠気を感じることなく、仕事を進めることができました。
周りからの評価
早朝出勤している人って、意外と役職が上の人も多かったりするんですよね。
そして自分も早朝出勤すると、けっこうそのような人たちと会話する機会があったりします。
実際わたしもありましたが、「あれ、今日は早いね。どうしたの?」などと声をかけられたりすることで会話が生まれ、役職が上の人たちと仲良くなれることもあります。
仕事は人と人がすることなので、職場の人と仲良くなっておくと、いろいろな面でプラスに働くでしょう。
残業
わたしの経験で言うと、残業面については確実に減ったと言えます。
やはり人がいない時間に集中して仕事ができると、生産性がグーンとアップします。
その結果、合計の業務時間が減り、結果残業時間が減りました。
また、早朝に来ているといる自負心から、他の人がずっと残っていようが特に気にせず先に帰れるようになりました。
まとめ
本記事では、早朝出勤の効果が気になっている方に向け、早朝出勤のメリットや、早朝出勤を体験した感想をお伝えしてきました。
本記事で紹介してきたように、早朝出勤には様々なメリットがあります。
しかし、人によっては朝はやく起きることが合う・合わないということが当然あるはずです。
この記事を参考に早朝出勤を試してみて欲しいとは思いますが、決して無理をしないでくださいね!