最終更新日:2019年09月07日

先日、船釣りにデビューしてきました!
そして、それと同時に「船酔い」にもデビューしてきました・・・。
最初は大丈夫だったんです。しかし、釣りを始めて数時間。
「あれ、おれって意外と船酔いしないなー」なんて考えていた頃でした。
ちょっと休憩しようと思い、イスに座って海を眺めたのがいけなかった。
景色を見ているうちに一気に気分が悪くなり、そのまま海へむかって「◎××△※■※~~!!!」。
ほろ苦い船釣りデビューとなってしまいました(笑)。
そんな私ですが、釣りは大好きなので次回は是非とも船酔いをしないようにと思い、船酔い対策をバッチリ調べました!
この記事では、私が調べた船酔いが起こる原因、船酔いを防止する・軽減させる対策法、そして船酔いになってしまったあとの対策について紹介します。
船酔いの原因ってなに?

そもそも人はなぜ船酔いをするのでしょうか?
船酔いのメカニズムと原因について調べてみました。
船酔いのメカニズムは?
人の体には、元々自動的に体の姿勢を保つための平衡機能が備わっています。
私たちが乗り物に乗ると、急な発進や停止・回転などが起こり、普段の生活では経験することのない前後左右上下の揺れを感じ、それが脳に送られます。
そのような不慣れな刺激を脳が受けると、脳は混乱してしまい、自律神経に異常な信号を送ってしまいます。
そうすると、吐き気や顔面蒼白、冷や汗などのいわゆる乗り物酔いの症状が出てきてしまうのです。
船酔いが起こる原因は?
大きく以下の3つとなります。
- 疲労の蓄積、体調不良
- 精神的な原因(船酔いになるかもしれないという不安・ストレス)
- 周囲の環境(排気ガスのにおい、魚のにおいなど)
疲労の蓄積、体調不良
皆さんも経験があるかと思いますが、体調の悪い日や疲れている日は乗り物酔いをしやすくなりますよね。
もちろん船酔いも同じです。船は特に縦のゆれが発生するので、車よりも更に体調の影響が顕著だと言えるでしょう。
船釣りの前日の睡眠不足などはかなり影響があるので、船に乗る前日には体調を整えるように気を付けて下さいね。
精神的な原因(船酔いになるかもしれないという不安・ストレス)
精神状態は肉体にかなり影響を与えます。
「船酔いしないか心配だなあ。」というような不安やストレスがあると、それが体に影響を与えてしまい、船酔いを引き起こしやすくなってしまうのです。
このようなタイプの方は、何か気を紛らわせるような対策をする必要があります。
周囲の環境(排気ガスのにおい、魚のにおいなど)
排気ガスのにおいや、釣りであれば魚を絞めた際の血の匂いなど、周囲の環境によっても船酔いが起こりやすくなります。
可能であれば、風向きや排気ガスが出る位置を確認し、そこから離れた位置に座るようにしましょう。
船酔いを防止する・軽減させる対策法

ここから、この記事の本題である船酔い対策について紹介していきます。
7つ紹介しますので、状況に合わせてそれぞれの対策を組み合わせて使ってみて下さいね!
- 対策①:やっぱりコレ!「酔い止め防止薬」の服用
- 対策②:十分な睡眠を取る
- 対策③:前日の食事に気を付ける
- 対策④:手元・足元を見ない!
- 対策⑤:船の揺れが少ない場所へ移動する
- 対策⑥:服装は体を圧迫しないものにする
- 対策⑦:会話して気を紛らわせる
それでは詳細を見ていきましょう。
船酔い対策①:やっぱりコレ!「酔い止め防止薬」の服用
人類の英知、科学の力を使いましょう!
薬局に行くと、様々な酔い止め防止薬が売っています。薬剤師の方に相談して、自分に合った酔い止め防止薬を買うようにして下さい。
ちなみに、酔い止め防止薬には錠剤タイプとドリンクタイプがありますが、ドリンクタイプの味が苦手だという方は錠剤タイプを買うようにしましょう。
なお、私が普段愛用している酔い止め薬は「アネロン ニスキャップ」になります。これを飲み始めてから、いまのところ一度も船酔いしていないので、とてもオススメです!
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船酔い対策②:十分な睡眠を取る
睡眠不足・体調不良は船酔い最大の敵と言っても過言ではありません。寝不足だと自律神経が乱れやすくなり、船酔いしやすくなってしまいます。
船に乗る前日はしっかり睡眠を取り、体調をバッチリにした状態で船に乗るようにしましょう。
どうしても体調がすぐれないときは、つらいですが船に乗るのをやめるという選択肢も持っておくようにして下さい。
船酔い対策③:前日の食事に気を付ける
前日の食事には気を付けましょう。脂っこいものや過度の飲酒は翌日の体調に影響するので、避けるようにして下さいね。
とはいえ、あまり気にしすぎるのもどうかと思うので、普段家で食べているような食事を普段通り取ることが一番かと思います。
船酔い対策④:手元・足元を見ない!
実際に船に乗ってからの対策となりますが、手元・足元を見ないのは重要です。
下を見てしまうとどうしても気分が悪くなってしまいますからね。
船の中でのスマホの使用は最小限にしておきましょう。
また、釣りをする方は仕掛けのセットなどがあるかと思いますが、その際もなるべく下を見て作業するのではなく、手を顔の前に持ってきて作業するのが良いかと思います。
船酔い対策⑤:船の揺れが少ない場所へ移動する
船に乗ったことがある方ならお分かりになるかと思いますが、船は乗っている位置によって揺れ方が違います。
一般的には、船首は揺れが大きく、真ん中~後ろへ行くほど揺れが小さくなります。
ただし、あまり船尾へ行きすぎると、排気ガスが流れてきてしまい、それが原因で酔ってしまうこともあります。
したがって、排気ガスのを避けつつ、船の真ん中~後ろに移動すると船酔いを避けることができます。
船酔い対策⑥:服装は体を圧迫しないものにする
服装にも注意しましょう。
ズボンのベルトをきつくしすぎたり、ライフジャケットを着られる方はジャケットのベルトを締めすぎたりすると、内臓が圧迫され気分が悪くなってしまいます。
したがって、あまりタイトな服装は避け、体に余裕のある服装をするようにして下さい。
また、釣りで船に乗る際はライフジャケットは必須ではありますが、こちらももちろん安全には配慮しつつも、あまりにもきつく締めることは避けるようにして下さい。
船酔い対策⑦:会話して気を紛らわせる
船に乗ったあと、ぼーっと船の揺れに身を任せているだけだとどうしても船酔いのことを考えてしまい、酔いやすくなります。
誰かと会話する、音楽を聴くなど、なるべく船酔いのことを考えず、他のことに集中して気を紛らわせましょう。
それでも船酔いしてしまった時の対策法

上記の対策をしても、どうしても船酔いしてしまうことはあります。
そうなった場合には、以下の対策を試してみて下さい。
- 横になれる場所があればそこで寝る
- 後からでも効果がある「酔い止め薬」を飲む
- 腹式呼吸で、リラックスしながら息を吸う
- ベルトやライフジャケットを緩めて、体を圧迫させないようにする
- 吐けるのであれば吐いてしまう
まとめ
この記事では、私が調べた船酔いが起こる原因、船酔いを防止する・軽減させる対策法、そして船酔いになってしまったあとの対策について紹介してきました。
実は、私はこの記事を書いている翌月(2019年10月)に船に乗る予定があります。
この記事で調べた内容を駆使して、是非船を楽しみたいと思います!
皆さんも、船に乗られることがある際は、是非この記事で紹介した内容を参考にしてみて下さいね!
この記事が誰かの役にたったなら幸いです。