最終更新日:2019年09月23日

「都会に出て一人暮らしをしてみたい!」
「このまま地元で一生暮らしていくのは嫌だな」
いままでに、一度はこのように「地元を離れてみたい!」と思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
特に10代後半~20代前半の頃は地元を出て、都会にあこがれる人も多いはずです。もちろん私自身もそうでした!
しかし、地元を離れるということは、様々な不安があるもの。
思い切って地元を飛び出したいとは思いつつも、どんなメリット・デメリットがあるのかも気になりますよね。
この記事を書いている私は、過去に進学・長期出張で2度住み慣れた土地を離れた経験があります。
その時の経験から、新しい土地へ行く楽しさ・メリットを経験しています。
この記事では、地元を離れることのメリットなど、あなたが地元を離れる一歩を踏み出すための情報をシェアします!
Contents
「地元を離れること」について、あなたがいま不安に思っていることは何ですか?

わたしの経験上、大きく以下の3つではないでしょうか。
- 知らない人ばかりの土地に行くこと
- 親に金銭面で負担をかけてしまう/心配させてしまう
- 今までの友人・知人との関係が切れてしまう
それでは詳細を見てみましょう。
知らない人ばかりの土地に行くこと
地元を離れて新しい土地に行くということは、だれも自分のことを知らない場所へ行くということです。
まるで世界で独りぼっちになってしまったように感じてしまうのではないか?という不安を持ってしまっても、不思議ではありません。
特に、寂しがり屋の人ならなおさらですね。
親に金銭面で負担をかけてしまう/心配させてしまう
親への負担を心配される方も多いと思います。
特に学生の方の場合、初期費用やその後の仕送りなどで多くのお金がかかってしまうので、金銭面での負担を心配される方もいらっしゃると思います。
また、一人っ子の方などは「自分が地元を離れてしまったら親が寂しく感じてしまうのではないか」とう心配もあるでしょう。
今までの友人・知人との関係が切れてしまう
地元に残る友人が多くいる場合、その人たちとの関係が切れてしまうのではないかという不安がありますよね。
「自分の知らない間に楽しくやってるんだろうなー」と思うと、悲しいやら悔しいやら。
私も経験がありますが、たまに地元に帰ると、自分の知らない話で盛り上がっていて若干の疎外感を感じることがあります。
ここまで「地元を離れることの不安」について紹介してきました。
が、ぶっちゃけこんなのこれから紹介するメリットに比べたらなんでもありません。屁みたいなものです。 (金銭面だけはちょっと異なりますが・・・)
地元を離れることのメリット/地元に残ることのデメリット

わたしが実際に経験した、住み慣れた土地を離れることのメリットは以下の通りです。
- 新しい人間関係を築くことができる
- 全く違う価値観に触れることができる
- 自立した生活を行うことで親に頼らなくても生きていけるようになる
上で紹介した、「地元を離れることへの不安」に対する回答になるものもあります。
それでは詳細を見てみましょう。
新しい人間関係を築くことができる
地元を離れると、誰も自分のことを知らない環境になります。
上でも紹介しましたが、まるで世界で一人になったように感じられるのでは、という不安を持つ人もいるかもしれません。
しかし、これはある意味チャンスでもあります。
というのも、だれもあなたのことを知らないということは、あなたのいままでの人生をリセットして、新しい人生を始めることができるからです。
あなたが地元でどのような人間だったのかは関係ありません。
いままでは周りの目を気にしてできなかったことをしたとしても、初めてあなたと接する人は、過去のあなたと比較したりはしません。
(過去のあなたを知らないから当然ですね)
いままではあまりおしゃれに興味がなかったり、女の子が苦手だったあなたも、新しい土地ではモテモテキャラになれるかも!?しれません(笑)
新しいあなたをどんどん出して、いままでとは違う新しい人間関係を築いてみて下さい!
全く違う価値観に触れることができる
新しい人と関わるということは、新しい価値観に触れることができるということです。これは特に、田舎から都会へ出てきたという人に顕著かもしれませんね。
田舎では、まだまだ凝り固まった価値観が幅をきかせているところも多くあります。
- 男性は30歳、女性は25歳くらいまでには結婚しているべき
- 結婚したら一軒家を建てないといけない
- 地域のイベントへの参加必須
挙げていくときりがありませんが、例としてはこんなところでしょうか。
しかし、都会には様々な人がおり、いかに自分の価値観が狭かったのかを思い知らせてくれます。
暮らし方ひとつにしても、シェアハウスやホテル暮らしなど、田舎ではありえない暮らし方をされている方も多くいらっしゃいます。
また仕事についても、田舎では地元企業に就職が当たり前でしたが、都会では働き方も様々。
フリーランスやノマドワーカーなんて、田舎ではまず聞くことのないワードですよね。
また、「関西から関東へ」というような、住む地方が変わると、違う価値観に触れることができます。
わたし自身は現在関西(神戸)に住んでいますが、3年ほど前に長期出張で千葉へ1年ほど住んでいたことがありました。
やっぱり関西と関東ではけっこう違うんですよね。
まずは言葉が違う。普段周囲はもちろん関西弁で話していますが、関東では当然標準語。やっぱり関西に住んでいる人からすると、標準語は言い方が優しく感じてしまうんです。
言葉ひとつでも受けるイメージが違ったりして、とても面白いなと思った覚えがあります。
あとは食文化も違います。関東にしかないチェーン店も多くあり、一人暮らしのわたしはいろいろ周りました。(特に日高屋と富士そばにはお世話になりました!)
また、よくスーパーで真っ赤な「酢だこ」というのを見かけましたが、これも関西にはなく新鮮でしたね。 結局1回も食べていませんが・・・。
自立した生活を行うことで親に頼らなくても生きていけるようになる
地元にいると、どうしても親に頼ってしまいますよね。
家に帰ったらごはんが準備されているのが当たり前。汚れた服は洗濯されているのが当たり前。家のなかはきれいになっているのが当たり前・・・。
ですが、地元を離れ一人暮らしを始めるとそうはいきません。
家に帰ってもごはんはない。洗濯しないと着る服がない。掃除しないとどんどん家が汚れていく。このような中で、自立した生活を送っていかなければなりません。
最初はとまどうことも様々あるでしょうが、生活を送っていくうちに慣れてきて、だんだん自立した生活を送れるようになります。
また、特に学生の方はお金の面も気になるところですよね。
親から仕送りをもらったり、初期費用を出してもらったりしている場合、なかなか無駄使いをすることはできません。アルバイトでもらえるお金にも限度があります。
そんななかで、かしこいお金の使い方や節約術などを覚えていくと、今後の人生の財産になるでしょう。
まとめ
この記事では、地元を離れることのメリットなど、あなたが地元を離れる一歩を踏み出すための情報をお伝えしてきました。
- 新しい人間関係を築くことができる
- 全く違う価値観に触れることができる
- 自立した生活を行うことで親に頼らなくても生きていけるようになる
以上が地元を離れることのメリットのまとめとなります。
もちろん新しい土地へ行くことは、楽しいことばかりでなく不安も伴います。
ですが、いつまでも自分にとって居心地のいい場所にいるだけでは成長は望めません。
自分の殻をやぶって成長するためにも、まずは地元を離れて新しい場所で暮らしてみるのはどうでしょうか。
この記事が誰かのお役にたてたら幸いです。